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瓦礫の死角 西村賢太
父親の性犯罪によって罪なき罰を背負わされた北町貫多。犯罪加害者家族は一度解体し、瓦礫の中から再出発を始めていた。だが、七年の歳月を経て出所する父の影に慄く日が来ようとは。―表題作と“不”連作の「病院裏に埋める」ほか、「四冊目の『根津権現裏』」「崩折れるにはまだ早い」を収録の傑作私小説集。
比類なき
“私小説(賢太文学)”
犯罪
加害者家族の
背負う
罪なき罰
父の性犯罪により解体した“家族”
その記憶の瓦礫の下から、影が動く。
七年の月日を経て、服役を終えようとする
「あの人」の影が――
怪作「崩折れるにはまだ早い」 併録
その逮捕を機に瓦解した家族。
刑期を終えようとする父。
出所後の夫の復讐に怯える母。
家出し、消息不明となった姉。
十七歳、無職の北町貫多は、如何なる行動に出るのか――
犯罪加害者家族の十字架を描く表題作と、
その表裏をなすも“不”連作である「病院裏に埋める」の両篇に加え、
快作「四冊目の『根津権現裏』」に、
怪作「崩折れるにはまだ早い」(「乃東枯」改題)の四篇を収録。
比類なき文学。
レビューより
「瓦礫の死角」では、いつものダメ人間な作者の、母親に依存しつつもうだつの上がらない生活面だけでなく、犯罪者の加害者家族という立場から世間との交流を絶たざるを得ない心境や、出所してくる父に対する恐怖心などを独特の文章で描いている。
「4冊目の根津権見裏」では、藤澤清造の没後弟子を自称する作者の、師匠である藤澤清造が残した作品に対する想いや行動が綴られている。
「崩折れるにはまだ早い」では、作者の自死した友人に対する想いや、死に対する考えが書かれており、「誰にも等しくやってくる死こそを最後の救い──現世でのいっときの、勝ち馬と負け犬の恣意的な色分けを全くのチャラとしてくれる、或る種の天からの救済措置」という作者の言葉には大いに同意しつつも、結果的に若くして急逝した作者の死に対する矜持を感じとれた。
| 商品の状態 | 新品、未使用","subname":"新品で購入し、一度も使用していない |
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オススメ度 3.3点
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